事業内容・沿革
レクリエーションの場としての動物園事業
鳥類センターでは、「見せる」だけの動物園から、「ふれあい」のできる動物園として、ふれあいコーナーの設置、リクガメの園内散歩(冬季除く)、フラミンゴ、リスザルへの餌やりなど、来園者に喜ばれる企画を通し、小さいお子様から、お年寄りまで、幅広い方々のご来園をお待ちしております。
【入園者数の推移】
単位:人
年度 | 一般 | 団体 | 無料 | 合計 |
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平成24年度 | 47,024 | 5,589 | 44,708 | 97,321 |
平成25年度 | 45,800 | 5,137 | 39,172 | 90,109 |
平成26年度 | 49,169 | 5,644 | 43,280 | 98,093 |
平成27年度 | 57,474 | 5,722 | 42,728 | 105,924 |
平成28年度 | 51,143 | 6,766 | 43,184 | 101,093 |
平成29年度 | 54,029 | 5,507 | 45,777 | 105,313 |
【飼育動物数】
(令和6年3月末現在)
種類 | 種類数 | 点数 |
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鳥類 | 68種 | 312点 |
(うちクジャク) | 69点 | |
哺乳類 | 8種 | 97点 |
爬虫類 | 3種 | 11点 |
合計 | 79種 | 420点 |
傷病野生鳥獣医療所
福岡県内(主に筑後地方)で保護された野生動物の保護をしております。
※近隣における鳥インフルエンザの発生状況によっては保護を一時的に中止することがあります。保護を検討されている方は事前に、鳥類センター電話 0942-33₋2895 までお問合せください。
怪我・病気など、お持込みいただいた動物を保護いたします。
(ただし、野生の鳥のヒナはできる限り、そっとしておいてください。(下記参考リンクをご覧ください。))
保護した動物は、適切な処置の後、放鳥いたしますが、お持込み後のお問い合わせは一切できませんので、ご注意ください。
教育の場としての役割
◆移動動物園 | 教育普及活動の一環として、久留米市内の幼稚園・保育園などに、ふれあい動物の出張を行っております。モルモットなどとのふれあいを通して、子供たちの動物を愛する気持ちを育みます。 小学校では、道徳の授業等にご利用いただいております。 1.開催時期 |
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◆職場体験学習受入 | 学校教育の一環として、鳥類センターにおいて職場体験することにより、勤労観や職業観を身につけていただき、将来の生き方や進路を考えてもらい、社会に対応できる職業人としての資質育成を目的として、久留米市近郊の中学校、高等学校の生徒を対象に飼育作業の体験の場を設けております。
1.実施期間 |
種の保存事業
ワシントン条約附属書Ⅰ~Ⅲに掲げられた動物を飼育し、繁殖に力を入れております。
※ワシントン条約 :正式名「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」
●附属書Ⅰ類 | 絶滅のおそれのある種で取引により影響を受ける種。附属書Ⅰに掲げられた種の商業目的のための国際取引は全面的に禁止。(学術研究目的のための取引は許可を得て可能) |
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鳥類センターで飼育中のⅠ類
オオバタン | マナヅル | ニジキジ | ハヤブサ |
タンチョウ |
●附属書Ⅱ類 | 必ずしも絶滅のおそれのある種ではないが、その種の存続を脅かすような利用を制限される種。商取引に際して、輸出国の輸出許可書が必要。 |
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鳥類センターで飼育中のⅡ類
ケープペンギン | ツル科全種 (ホオジロカンムリヅル) |
エボシドリ属全種 (ムジエボシドリ) |
セイラン |
オウム目全種 (ベニコンゴウインコ) |
ツル科全種 (オオヅル) |
マクジャク | ハイイロコクジャク |
オウム目全種 (ルリコンゴウインコ) |
レア | フラミンゴ科全種 (ベニイロフラミンゴ) |
フラミンゴ科全種 (チリーフラミンゴ) |
サイチョウ属全種 (ギンガオサイチョウ) |
フクロウ目全種 (ホンドフクロウ) |
タカ目全種 (トビ) |
タカ目全種 (ノスリ) |
タカ目全種 (オオタカ) |
フクロウ目全種 (シロフクロウ) |
タカ目全種 (ハイタカ) |
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●附属書Ⅲ類 | 世界的には絶滅のおそれが小さいが、条約締結国内では保護を必要とする場合、他の締約国に商業目的のための国際取引の禁止について協力を求める種。輸出国の輸出許可書又は原産地証明書等が必要。 |
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鳥類センターで飼育中のⅢ類
該当種なし